「痛み」への万全の配慮

 

歯科は痛いもの、怖いもの、不快なもの

というイメージをお持ちではありませんか?

そんな従来の歯科のマイナスイメージを

すっきりと取り払い、

すべての患者様に

もっと楽な気持ちでお越しいただきたい・・・

そんな想いから、

当科では茨城県の歯科では珍しい、

本格的な「痛み」への万全の配慮の下、

日々の診療に取り組んでいます

院長(認定心理士+歯科医師)ごあいさつ

 

歯科医長の中川 昌基(なかがわ まさもと)こんにちは。院長の 中川 昌基(なかがわ まさもと)と申します。本ページのテーマである「痛み」は客観的に数値化できるものではなく、患者さん一人ひとりの「主観的な情動体験」です。

 

患者さんによって「痛み」の感じ方も違います。ですから、データとして計量化することには限界があります。

 

そして、歯医者を育てる歯学部では、客観的科学的な手法でお口のさまざまな病気を治療する方法は教えてくますが、「主観的な情動体験」である「痛み」について学ぶ機会はほとんどありません。

 

私は早稲田大学で心理学を専攻してのち歯科医師になったというやや異色な経歴を活かして、「主観的」な、固有の価値観を持った患者さん一人ひとりの「痛み」の「物語」へ耳を傾け尊重し、できるだけ「物語」を共有する形で治療や診療を実践していこうと心がけています。

また従来、歯科で「痛みへの配慮」というと、「細い針」「電動麻酔器」等の器材・設備の「ハード」部分ばかりがとりあげられてきました。もちろん当科でもそれらの器材は積極的に利用していますし、確かに「痛みへの配慮」を目指すには必要なものです。

しかし、より重要なのは医師が「どんな器材をつかっているか」ではなく、「痛み」「悩み」を抱いた患者さんをひとりの人間として「理解」しようとすること、その方法論を持っていること、いわば「ソフト」部分での患者さんとのつながりが、患者さんの「安心」につながり、「痛みの軽減」につながっていくと考えております。

 

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この器材を使えば必ず「無痛」をもたらせる、というものは存在しません。どんな高価で立派な器材を使っても、患者さんが医師との人間的な「つながり」を感じていなければ、「不安」は解消されておらず、「痛みの軽減」は達成できないでしょう。

本ページでは、どうすれば患者さんの「不安」を取り去り「安心」につなげられるか、「ソフト」部分にも焦点を当てて、私のライフワークの一つである「痛みへの万全の配慮」への試行錯誤の取り組みをご紹介しています。粗削りな内容で恐縮ですが、お一人でも、少しでも「歯科は怖い、嫌だ」というお気持ちが変わっていただくきっかけになったら幸いです。

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「痛み」への万全の配慮

①認定心理士+歯科医師

日本心理学会 認定心理士+歯科医師 Wライセンスドクターが患者さまのお話にじっくりと耳を傾け、ていねいでわかりやすい治療説明と不安・痛みのない処置を常にに心がけております。

②「説明と選択」を お約束します

歯科医師から病状の説明が行われ、同時に選択肢として考えられるすべての方法が、メリットとデメリット(リスク)と共に提示され、患者様に十分理解頂いた上で、治療方針を選択頂いております。

③治療過程の 「見える」環境

お口の中はご自分では見えにくい場所であり、複雑かつデリケートで見えにくい歯科治療を最大限患者様に「見える」ようにする環境を整えて、患者様と治療過程を共有することを心がけています。

④歯科麻酔での「痛み」への配慮

特に歯科麻酔の「チクン」という痛みに対しては、「嫌だな 怖いな」と思われている方が大半ではないでしょうか? 当科では、各種器機を使用して、痛みの軽減に努めております

⑤「笑気鎮静法」 でリラックス

鼻の穴にチューブを入れて笑気と酸素を混ぜた気体を鼻から吸い込むだけで、簡単・安全の「笑気吸入鎮静法」はすべての患者様に適応となりますが、治療に対して恐怖心や不安があり、緊張しやすい方におすすめしています。

⑥「五感」を意識した空間演出

患者様のストレスを少しでも和らげたいという思いから、人間が持っている「みる」「きく」「かぐ」「あじわう」という4つの感覚機能を意識したリラックスできる環境づくりに取り組んでいます。

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夕方以降の診療時は、レースカーテンにてプライバシーを確保しております。

お気軽にお電話ください。

 
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